PCX VS シグナスX SR!比較!楽しさを取る?それとも乗り心地をとる?

   

2018年にフルモデルチェンジをして話題を呼んだ車種といえばPCX125(JF81)ですよね。
愛好家が多いPCXの最新車ということで発売当時は各レビューサイトでも頻繁に取り上げられていましたし当ブログでも注目車種として取り上げたことがあります。

そんなPCX125(JF81)を今回は性能評価の総まとめも兼ねて、通勤時での利用に適しているかどうかを
シグナスX SR(現時点で最新の4型)との比較を通してチェックしてみようと思います。
これから乗換えを考えている方やPCX125(JF81)の前モデル、PCX125(EBJ-JF56)との違いを知りたい方は要必見です。

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<h2>走行性能</h2>

まずは走行性能を決定づけるエンジン、燃費率、最高出力、WMTCモード値から比較を行ってみましょう。

・PCX125(JF81)

エンジン:水冷4ストロークOHC単気筒(eSPエンジン)
最高出力:9.0kw/8.500rpm
国土交通省届出値(定地燃費値):54.6km/L(60km/h、二人乗り)
WMTCモード値:50.7km/L(一名乗車時)

・シグナスX SR

エンジン:空冷4ストロークSOHC4バルブ
最高出力7.2kw/7.500rpm
国土交通省届出値(定地燃費値)43.3km/L(60km/h、二人乗り)
WMTCモード値:37.3km/L(一名乗車時)

PCX125(JF81)に搭載されているeSPエンジンはパワーのある代物なのでシグナスX SRの出力を軽々と超えています。
出力にこれだけの差が出ているのは水冷エンジンと空冷エンジンという、エンジンタイプの違いも関係しているかもしれません。
また、燃費項目のデータを見てもPCX125(JF81)はリットル毎の走行距離でシグナスX SRに大分差をつけています。

ちなみに今回はPCX125(JF81)に乗車をした上で比較しているのですが、慣らしている段階でも坂道や悪路をすいすい通れそうな力強い印象を受けました。
どうやら、外国で走ることも想定されているためか、砂場や石畳の地形でも問題無く乗り回せる車種のようです。

これなら通勤時、道が荒れていてもストレス無く走れそうですね。

<h3>加速</h3>

次に注目するのは加速に関係する最大トルク数。一体どのような違いがあるのでしょうか。

なんとここでもPCX125(JF81)は12N・m/5.000rpmという数値で
シグナスX SRの最大トルク数9.9N・m/6.000rpmに圧倒的な差を付けています。

実際にPCX125(JF81)を走らせて見た結果、30km/h以降の加速でも元気良くスピードが伸びていく感じがして非常に快適でした。

<h3>最高速</h3>

シグナスX SRの最高速は92km/h前後という所ですがPCX125(JF81)は109km/h近く出るようです。
ただ90km/h辺りからはやや加速が鈍るのですんなりスピードが上がらないかもしれません。

一応、通勤時に限って言えば90km/hまでスムーズに加速するなら殆ど不便は感じないはずなので
大きなマイナスではないと思います。

<h2>乗り心地</h2>

乗車中に気づいたのですがPCX125(JF81)は地形情報を結構拾います。ゴツゴツした所なんかは多少衝撃を感じるかもしれません。
サスペンションが慣らし終わればそういった部分は和らぐと思うのですが最初の内はその乗り心地に戸惑うこともあるでしょう。
ブレーキも締めたぞ!という実感が沸きにくい作りになっているのでこちらも慣れないと違和感を感じそうです。

シグナスX SRの比較的安定した乗り心地と比べるとこの点は少し弱い印象を持ちますが、そこまで酷いものでは無いので
前項同様許容範囲の部類だと思います。

<h3>シート</h3>

比較対象のシグナスX SRはシート高が775mmでシートが固めですがPCX125(JF81)のシートはどんな感じでしょうか。

チェックしてみた所シート高は764mm、比較的柔らかめのシートとなっていました。これなら長時間の乗車でも体に負担を感じにくいかもしれませんね。
前モデル(JF56)のシート部分が評判だったのでモデルチェンジをしても良い部分がしっかり残されているなと感じました。

<h3>タイヤ</h3>

PCX125(JF81)のタイヤは前輪100/80-14M/C、後輪120/70-14M/Cという感じで前モデルよりも太い14インチホイールが採用されています。
タイヤが太くなったおかげで特長だった軽やかな乗り心地が失われてしまったかも・・・・・・という心配を乗車前にしていたのですが
乗ってみた所それはただの気苦労だったようです。

以前のモデルで評判だった乗り味も消えていませんしリアのスプリングによる工夫も合わさって
曲がるの際の滑らかさやブレーキング力も大幅にアップしています。

シグナスX SRは前輪110/70-12、後輪120/70-12という感じなので
シグナスX SRよりも地に腰を据えた、バランスの良い走りができるはずです。

<h3>ステップボード</h3>

シグナスX SRは車体が大きいのに足元が狭いという不満がありましたがPCX125(JF81)では余裕のあるステップを展開しているので
足の置き場に困ることがありません。
位置も前倒しで上手く空間を確保してあり確かな工夫が感じられます。

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<h2>収納</h2>

収納性はスクーターの利便性を決める大切なポイントです。
本体の収納容量が低い場合は、リアボックスを付ける方法もありますが
ビジュアルを損なう可能性があるため好みが分かれるでしょう。

<h3>メットイン</h3>

シグナスX SRのケース容量は29L、フルフェイスヘルメットだけじゃなく細かいものまで入られるスペースがありました。
一方、PCX125(JF81)は28Lとこちらも似たような感じの容量になっています。基本的な収納サイズとしてまずまずといった感じでしょう。

しかしPCX125(JF81)の場合残念な点として容量はあるのに高さが足りないという欠点を抱えています。
リアキャリアやボックスを付けてカスタムしたり工夫しないと入らないフルフェイスヘルメットもあるようです。
モデルが変わって容量が増えても底の浅さをカバーすることが難しかったみたいですね。

<h2>通勤性能</h2>

ここまでお伝えしてきたようにPCX125(JF81)は収納性等、一部はシグナスX SRに劣っている部分がありますが
大多数の事柄については最新モデルならではのスペックの良さを誇っています。悪路に強く、コーナリングも滑らかで
加速やパワーも申し分ないことから通勤時でも快適に利用できるんじゃないでしょうか。

ただPCX125(JF81)が持つ要素の中で最も好みが分かれそうなのがスマートキーの存在。カギを抜いてスクーターから離れるという動作が
当たり前になっている人は慣れるまで時間が掛かるかもしれません。
スマートキーをオフにしないでスクーターから離れてしまうと、盗難される危険性が生まれてしまうので初めのうちはその独特の仕様に注意する必要があるでしょう。

<h3>メーター</h3>

PCX125(JF81)のメーターは速度表示をメインにタコメーター等が揃っているタイプ。
レイアウトもすっきりしていてシンプルすぎる印象を覚えるかもしれませんが、個人的には実用的で扱いやすかったです。

シグナスX SRのメーターレイアウトは独特で発売当時はそれなりに評価されたのですが、最新モデルであるPCX125(JF81)と比べて
しまうとやはり見づらさが目立ちますね。

<h3>給油</h3>

PCX125(JF81)はシート前に給油口があるため、給油を行う際はバイクから降りる必要があります。
そこまで珍しくない仕様とはいえ好みが分かれるポイントと言えるでしょう。

気になる燃料タンクの容量ですがPCX125(JF81)は8Lと大容量。
シグナスX SRの6.5Lを大きく上回っています。

<h3>取り回し</h3>

PCX125(JF81)は割りとゆったりした作りになっており重さもあるので、軽い車種での取り回しに慣れていると、動かす際は少し大変かもしれません。

ちなみに各車体データは次の通り。比べれば如何にPCX125(JF81)が大きく重いのかが分かるはずです。

PCX125(JF81)

全長(mm):1.925
全幅(mm):745
全高(mm):1.105
車両重量:130kg(燃料タンク込みだと140kg程度)

シグナスX SR

全長(mm):1.895
全幅(mm):690
全高(mm):1.115
車両重量:118kg

<h3>ハンドル幅</h3>

コンパクトなシグナスX SRのハンドル幅に比べるとPCX125(JF81)は、ハンドル幅を広めに取られています。
そもそも全幅の大きさが全然違うのですから当然と言えば当然ですね。

癖の無いシンプルな作りになっており、グリップを握る際にストレスを感じることも無いでしょう。

<h2>まとめ</h2>

今回はシグナスX SRと比較をする形でPCX125(JF81)にどういった特長や魅力があるのかを
チェックしてみました。
最高出力、燃費率等の各データから分かる通り、PCX125(JF81)の走行性能はシグナスX SRを大きく超えています。
さすがは最新モデル、と言ったところですね。

スマートキーの導入等、人を選ぶ部分も見られますがこれから定番となるだろう技術も盛り込まれているので
慣れておくために乗換えてみるのも良いかもしれません。

タイヤ、シート、ステップボードと細かい部分に工夫が行われているのは快適さを求めるユーザーにとって嬉しいはず。
好みさえ合えば通勤時のスクーターとしてストレスフリーな活躍をしてくれるでしょう。

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